どうも。
今日は滋賀です!
初滋賀です!
「磯丸小粋二人会」
2025/3/8(土) 滋賀県守山市民交流センター
光栄にも"あの"神楽家小粋さんにお声がけいただきまして、まさかまさかの滋賀県での落語会に出させていただきました。
開催が近まるにつれて、ぼくで小粋さんと「二人会」が務まるのか心配になりつつもとうとう当日。
朝、5時半に家を出て、飛行機と電車を乗り継ぎやってまいりましたのが滋賀の守山。
およそ6時間の旅の目的駅はIC専用の改札がセブンイレブンの中にあるというトリッキーな駅でした。
今日ご一緒していただける、小粋さんとつづみさんに琵琶湖を見せてもらって、近江ちゃんぽん食べに連れて行ってもらって、もうなんかすでに満足度がMAXに。
ああそうだ、落語するんだったと、メインの目的を思い出していざ会場準備。
「集客厳しいかも…」という小粋さんの予測に反して、会場に入りきれないくらいのお客さんがおいでになりました。
さすが小粋さんのネームバリュー。
そんな熱気の中、開演。
今日のお品書きはこんな感じ。
「時そば」小粋
「さがや」磯丸
中入り
「鷺取り」つづみ
「ぞなくさ」磯丸
「脱皮」小粋
全体で2時間の落語会でした。
つづみさん「鷺取り」
つづみさんは、声が本調子ではなさそうでしたが、その状況でありながら、あんな安定した落語ができてすごいなぁ。
トリの小粋さんの「脱皮」。
巳年に合わせて書いたという作品。
これがもうすごいの、衝撃的な一幕のある素敵な作品でした。
ネタおろし、とのことでした。
今回は、「さがや」と最近作った「ぞなくさ」でいくことに決めていて、先に「ぞなくさ」をやるつもりだったのですが、小粋さんが正統派の古典落語を最初に持ってきたので、急遽順番を変えて、先に「さがや」をやりました。
「さがや」の佐賀弁が受け入れられるのかどうか、甚だ心配でした。
ところが、以前、小粋さんとつづみさんが「金明竹」を口演されたことがあったらしく、おかげでお客さんが、「これ、あれよね?聞いたことあるヤツだよね?」と顔を見合わせていたので、どうやら「金明竹の改作」だということに気づいてもらえたようで、すんなり、受け入れてもらえて、たくさん笑ってもらえました。
2本目「ぞなくさ」。
実は最近書いた作品で、今回がネタおろしです。
こんな遠くまで遠征してきて、ネタおろしってどうなのよ?と思わなくもないのですが、どうしても、お客さんの反応を見ておきたかったので、小粋さんの新作落語を観慣れたお客さんならきっといい反応をもらえるのではないか、と思いチャレンジしてみました。
途中、一か所、つっかえてしまって混乱してしまったところがありましたが、そこ以外はおおむね順調にしゃべれました。
まぁまぁ、笑ってもらえたかなとは思ってます。
実は、この落語会、後半2席は、新作派アマチュア落語がネタおろしするという、とんでもない構成でした。むちゃくちゃ濃度の高い落語会だったなぁと反芻しております。
いい写真。じゃんけんなら一人負け。
めくりも小粋さんに書いてもらいました。ありがてぇ。
落語会が済んだあと、おいしく滋賀のお酒を堪能して、電車に乗って大阪の宿へ移動しました。
「網干行きってやつに乗ります~」といったら、寝過ごしたら大変なことになる、と散々脅されていたので、起きたまま大阪へたどり着くことができました。
ってなわけで、小粋さん、つづみさん大変お世話になりました。
とてもとてもいい経験させてもらいました。ありがとうございました~
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