「高座への階段」…落語を演じるにあたって、高座に上がる前にやるべきこと、などという比喩表現ではなく、ここでいうのは物理的な「階段」のことです。
アマチュアで落語をやっていて、当初、頭を悩ませたのが「高座」をどうするか、という問題です。
現地調達するというのが一番楽なのですが、どうしてもちょうどいい高さで、かつ人が載っても大丈夫な頑丈な「台」というものが、そう都合よく現場にあるわけでもありません。
へたすると、現場の人がよくわかってなくて座布団を10枚くらい重ねて「高座でございます」なんてことになりかねません。
(落語みたことなかったら、笑点くらいの知識しかないから仕方ないことなのかもしれませんが…)
というわけで、落語の依頼を受けた時には「高座関係一式、全部持っていきます!」という対応をすることにしています。
現在は
・インテリステージ 80cm or 60cm
・天板(手作り)
・階段
・緋毛氈
・座布団
・めくり台(子供用のポールハンガーを改造)
これを軽乗用車に積み込んで持って行っています。
場合によっては背景の衝立、マイク、スピーカーも持参することがあります。
さらに三味線、太鼓が乗ることがあります。
しばらく前まではインテリステージがなかったので、洗車用の脚立を使って土台を作っていましたが、インテリステージを導入してから、運搬時にかなり省スペースを実現することができました。
こうなってくると、今、一番、運搬時にスペースを占めてしまうのが「階段」ということに気が付きました。
木製の踏み台をホームセンターで買ったのですが、これが思いのほか大きくて、角ばっていて持ち運びにはかなり不便…。
そこで、折り畳み式の階段があるのではないか?とAmazonを物色したところ、ちゃんとありました。
https://amzn.to/40wbjpGちょっとお高い気もするし、メーカーもよくわからなかったのですが、勢いで購入しました。
早速届いたので、従来の木の踏み台と並べてみました。
高い方の天板の高さはほぼ同じ。
約40cmです。
写真でいうところの下の方が取っ手になってて片手で持ち運び安いです。
思っていたよりも重いのですが、軽すぎるとズルズル滑りやすくなるので、このくらいでちょうどいいと思います。
60cmの高座に乗る時にはちょうどいいと思います。
また、これで、落語の依頼があったときにはスムーズに運搬設営ができるようになりました。
ちょっとずつブラッシュアップしていってますね。
(まぁ、そんなに頻繁に依頼は来ませんけどもw)
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