2018/02/01

旅成金を見に行ったよ(2018年2月)

どうも。
卍巴(まんじともえ)と降る雪を!
というわけで、今日は「旅成金」を見に行きました。

今日はこんな感じでした。
神田松之丞:「雷電の初土俵」(寛政力士伝より)
瀧川鯉八:「長崎」
柳亭小痴楽:「あくび指南」
神田松之丞:「稲葉小僧」(天明白浪伝より)
なにはともあれ今日は「初・神田松之丞」であり、そもそも「初・講談」でした。
いやもうすさまじいですね。
日本語の奔流です。
心地よりリズム感。
あんな風に喋れたらかっこいいだろうなと思います。
実際に、落語も地の文とかで、すこし講談調に喋る部分もあって、それが登場人物の会話よりもやりやすいと感じていた頃もあったので、「もしかして講談の方があってるんじゃないのか?」と思っていたこともありました。
とはいえ冷静に、「やっている本人は気持ちいいかもしれないけれど、聞かされた方がどうかな?」と考えて、さすがに転向しようとは思いませんでした。
今日、講談を聞いて思いましたね。
「俺には講談無理だわ。」
と。
特に最近は軽い話の方が性にあってる気がしているので、今のまま"独特の落語"でやってきたいと思います。
鯉八さんの「長崎」。以前からのこの噺のうわさは聞いていたので、ぜひ一度聞いてみたいと思っていました。
今日聞けて本当に良かったと思っています。
長崎を観光するカップルの話ですが、「江山楼」「つるちゃん」「珈琲冨士男」「鍋冠山」が出てきます。
これが鯉八さんの独特の喋りで構成されています。
これ長崎以外でも口演されているそうですが、長崎以外でのお客さんはどういう反応をされるのでしょうか。
個人的には大好きです。
ただ、「雷電の初土俵」の直後で「松之丞-鯉八」というこの振れ幅に客席がついていけてなかった気もします。
小痴楽さんの「あくび指南」はウケてましたね。
休憩をはさんだのが功を奏したのかもしれません。
そんなこんなで、松之丞さんにサインをもらい、鯉八・小痴楽のお二人と一緒に写真に写ってもらったし、満足満足でした。

やっぱ、プロの落語見に行くと刺激受けますね。
また落語書こうって気持ちになりました。

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