2018/09/01

ドラマリーディングの夜 Vol.17

どうも。

そう、田舎のおっちゃんは軽トラに犬をのせている

今日はいつもお世話になっている、たじまさんが主宰する「長崎ドラマリーディングの会」の公演を見に行きます。

「ドラマリーディングの夜 Vol.17」
・ナイスキャスト
・その夢をきかせて
・僻地の温泉センターで
・スイング オア ダイ12

以上の短編4作品でした。

僭越極まりないながらも感想をちょちょいと
・ナイスキャスト
たじまさんお得意の「もてない冴えない男」を描いた作品。
以前作品提供していただいた「じげん」のテイストを感じさせるそんなお話でした。
マドンナの「牧島」さんからそのテイストを強く感じるのですが、主役たる「センパイ」も、「じげん」の「山田くん」と同じカテゴリに生きてる人だと思います。
「センパイ」には、多分、牧島さんじゃなくて、もっといい人がいると思うし、そんな人が見つかるように応援したくなる、そんなお話でした。
ちなみに私は竹竿に鉛の重りをつけてゴカイを餌にハゼを釣ったことしかありません。
漁師の息子なのに。
その気になれば船もあるから、免許があれば、沖にだっていけるのに。

・その夢をきかせて
「元ネタは落語です」とたじまさんが説明されたので、脊髄反射的に「天狗裁き」だな、とそのタイトルから推察してしまいました。
そして「天狗裁き」でした。
実は「天狗裁き」はぼくもかつて、ちょっと現代風にアレンジしてみようと試みたことがあったのですが、「天狗」をどう扱うかで行き詰ってしまいあきらめた経緯があります。
「UFOに連れ去られキャトルミューテーションされる」というのも考えたのですが、今更「宇宙人」を「ワレワレハウチュウジンダ」なんて、喉を叩きながら表現するのもいかがなものかと思ったんですよね。
「その夢をきかせて」では、さすがにそこまで突飛な設定はなく、「奥さん」「義父」「警察官」による「詰問」が描かれていました。
やっぱり「まわりオチ」はキレイだなと思った次第です。

・僻地の温泉センターで
これは、もう、作者の経験というか、いまそこにある現状が、ほぼ希釈されずにストレートに抽出された作品でした。
田舎特有の「無駄に濃いつながり」が、色濃く表現されていました。
ぼくも田舎に産まれ育ち、その田舎の雰囲気を肌でわかっているからこそ、痛いほど理解できました。
人口密度は希薄でも、空は広く、土地も広く、海は間近に迫っていても、息苦しいほどの人間関係がそこにあるんですよね。
(あ、別に田舎を批判してるわけじゃないですよ)
ぼくはスポーツするのが大嫌いなので、ソフトボール誘われたら「宗教上の理由でできません」って断ることにします。
空飛ぶスパゲッティ教なのでw


・スイング オア ダイ12
毎度毎度のお楽しみ、スイングオアダイ。
今回はとうとう時空を超えてしまうという壮大なスペクタクルな内容でした。
何回か前の「鯖腐らかし岩揺らかしてる」よりもぶっ飛んでましたね。
これはもう、サマータイムは是が非でも阻止せねばならない案件だと思いました。
ザ・ワールド。

そんな感じで、リーディングを堪能した土曜の夜でした。

(ぼくも落語かかなきゃ…。)

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