2019/03/21

落語してきました(本年2回目)

どうも。

枕はウケる。枕は。

今日は落語の依頼をいただいています。
数年前から毎年呼んでいただいているのですが、ぼくが参加するのは2年ぶりぐらいでしょうか。

会場はとある団地の集会所です。
20人くらい集まっていただきました。

今日の内容

三味線・俗曲 たき
「蒟蒻問答」 磯丸
「辰巳の辻占」舞扇

でした。

途中で長めの「お茶とお菓子タイム」があって、まったりとした進行になりました。
おかげでみなさん疲れずに最後まで聞いてもらえました。

ぼくは、昨年のあざみ寄席の時にやった「蒟蒻問答」であがります。
この落語自体はあざみ寄席以前にも何度か口演したことがあるのですが、あざみ寄席の練習会でもらった意見を参考に少しやり方を見直しています。

なので、あざみ寄席の時のやり方でやったつもりだったのですが、今日は、甘く採点して70点くらいの出来でした…。
「トータルで1時間くらいで」というご依頼に沿う形で20分くらいの長さの落語として「蒟蒻問答」を選んだのですが、聴いている側としては多分、もっと短めの落語の方が聞きやすかったんじゃないのかなと思います。
内容についてもちょっと堅苦しすぎたのではないかと思ってます。

こういう時に場に合わせた落語を、高座に座ってからセレクトできるようになりたいですね。
(30個ぐらい持ちネタがあればできるんでしょうけど…)

そんなこんなで、ちょっと中だるみしてしまったというのが今回の反省点です。

ただ、序盤と終盤は狙ったところで狙い通りの反応が来ていたので、そこは良かったと思っています。
序盤だけウケて中盤以降取り返せず終わってしまうということもしばしばあるので、最後にしっかりウケが取れたのでほっとしました。

ちなみに、一番反応がよかったのは枕です。

今日はお彼岸だったので「ぼたもち」の話をしました。

春は牡丹が咲くころだから「ぼたもち」
秋は萩が咲くころだから「おはぎ」
で、実は「夏」と「冬」にも違う呼び方があって…
夏は「夜船」
(ぼたもちの中のモチは杵と臼でつかないから、いつついたかわからない。夜の船もいつ着いたかわからない)
冬は「北窓」
(ぼたもちの中のモチは杵と臼でつかない、つきがない。北の窓からは月を見ることができない。どちらも「つきしらず」)

と、言った内容をお話しました。もう、これだけで満足して帰っていいぐらいの反応でした。


いずれにせよ、まだまだ技量不足を感じてしまいました。
古典落語も無理のない範囲で頑張ってやっていきたいです。

2 件のコメント:

  1. 春は桜の木に毛虫がつくから「けむしもち」、秋は妙に巨大なイモムシが出るから「いもむしもち」…
    …ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
    おはぎとぼたもちの話は、金曜の夜かな?チコちゃんが言ってたなあ。どーもくんも言ってたのか。

    返信削除
    返信
    1. おはぎの話はNHK夕方の天気予報で言ってたよ。チコちゃんも言ってたのね。

      削除

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