2020/11/12

ならぬ堪忍するが堪忍

どうも。

「天災」と心得よ

生活を送っていく上で、どうしてもソリが合わない人というものが出てきます。
かつては「だれとでも仲良くしなければならない」という、幼少期から擦り込まれてきた暗示に従って、ソリが合わない人にも無理してこちらから合わせていこうとしていました。

が、もうこの年になってしまっては、そんな人と自分を曲げてまで対応する意味を感じなくなってきました。
合わない人とは必要最低限にしか関わらないことにしています。

とはいえ、仕事上であったり、利害関係が絡んでくるとどうしても「必要最低限」は関わり合いになることになります。

その「必要最低限」の関わりだけでも苦痛を感じたり、気分を害されたりすることがあります。
その度に、こちらのエネルギーが消費されるのが非常にもったいないなぁと思うわけです。

そんな中ふと思い出したのが落語「天災」。

「気に入らぬ風もあろうに柳かな」
「ならぬ堪忍するが堪忍」

何事も天がもたらした災いだと思えば腹も立たない、と奈丸先生が言ってました。

それを参考に、相手を「人間以外の何か」「雨水」「草木」と思って対応することにしてみたら、あら、不思議。
イライラしなくなりました。

相手が訳の分からないことを言い出しても
「ああ、今日は日差しが強いなぁ」とか
「今日は風が吹いてるなぁ」とか
「雨だねぇ」とか

いちいち真に受けても感情を害されるだけ損なので、受け流すことにすると、だいぶん気が楽ですね。
「無視」ではなく「受け流す」。
まさに風に柳。

あー、落語から学ぶこともあるんですね。
たまには。


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