楽太郎
落語家の三遊亭円楽さん死去 「笑点」で人気、72歳
ついこの前、復帰に向けての高座の様子がテレビで放送されてたのを見たところだったので、驚きました。
哀悼。
あれは、ぼくが小学生の頃。
5年生だったか6年生だったか忘れたけど、確か稲刈りが終わったころだったから晩秋だったんじゃないかなと思います。
なのでもう35年ほど前の話になります。
地元の農村改善センター(!)で、農協主催かなにかのイベントがあって、そこに当時の三遊亭楽太郎師匠がおいでになりました。
落語会ではなくて、講演会という名目だったと思います。
当時、落語に興味はなかったのですが、仲のいい友達が誘ってくれたので、一緒に見に行くことにしました。
講演会なので当然高座はありませんでした。
客席も椅子はなくて、講堂の板張りの上に「ござ」が敷いてあって、その上に座って観たことを覚えてます。
楽太郎師匠は着物じゃなくてスーツでした。
公演の内容はさすがに覚えてません。
笑点のことだったかもしれないし、そうじゃなかったかもしれません。
唯一覚えているのが、海外に行ってホテルでカギを部屋に閉じ込めてしまって、言葉が通じずに難儀した、というのを小噺風におしゃべりされてました。
そういえばその時、小学生で見に来てたぼくらが珍しかったのか、こっちを向いて「若い子も来てるなぁ」っておっしゃったので、ある意味ぼくは「面識がある」といってもいいかもしれません。
その後は笑点のロケを観に行ったりして、何度かお姿を拝見することがありました。
改めて哀悼。
落語に限った話ではないのですが、公演とか舞台とか「いつでも観れるから」「またの機会に」なんて言って、先送りにしていると、永久にチャンスを失ってしまうことがあります。
ぼくは「志ん朝」「枝雀」で、やってしまいました。
悔やんでも悔やみきれません。
観たいな、と思ったらちょっと億劫でも、スケジュールを調整して観に行った方がいいと思ってますし、実際に観に行ってます。
こんなのも持ってます。
今のパソコンで動くかな…
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