どうも。
今日は演劇を見に行きます。
いつもお世話になっている「謎のモダン館」の「巡るジオラマの劇場」です。
場所は「アトリエPentA」です。
「田舎の港町に暮らす栗田悟はかつて劇団で俳優として活躍していたが引退した後は孤独な日々を送っていた。
ある日、かつての仲間である作/演出家、岡島啓介から悟へ招待状が送られてくる。
それは劇団の慣わしで、その年最初の嵐の晩に劇団の稽古場で開かれる『夜会』に来てほしいというものだった。劇団を離れどれくらいの年月が過ぎただろうか。
その便りは、ひっそりと暮らしている悟の心に隙間風のようなものをもたらした。
悟は波音を聞きながら防波堤にたたずんでいる。
瞬間、遠くに光るものが見えた。
雷鳴。
その年最初の嵐は海の向こうから近付いてきている。」
作、演出の白濱さんの実体験も入り混じってるんじゃないかな、と思う作品でした。
劇団を主宰してきた白濱さんだからこそ書ける本なんだろうなと思いました。
とにもかくにも、謎のモダン館は全体的に熱量が大きくて、最初から最後まで常に最大火力なんですよね。終始圧倒されました。
舞台にかける姿勢とか考え方とか、その辺りが、形は違えど舞台に上がることがある身としては、感慨深いものがありました。
ぐいぐい引き込まれているうちにいつの間にか終わっていて、終わったらちょっとぼんやりしてしまいました。
やっぱりあの稽古場でやるのかな…。
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