ちょっと前に見たニュース
「ローマ字つづり方 約70年ぶり見直す答申 文化庁審議会まとめる」
要約すると…今までは「訓令式」を使ってたけど「ヘボン式」を基本的に使うね!ってことみたいです。
訓令式とヘボン式の違いは…
「し」= 訓令式「si」 ヘボン式「shi」
「つ」= 訓令式「tu」 ヘボン式「tsu」
「ふ」= 訓令式「hu」 ヘボン式「fu」
「しゃ」= 訓令式「sya」 ヘボン式「sha」
こんな感じ。
ちなみにぼくの場合、キーボードでの日本語文字入力は、ローマ字入力なんですが、忠実に「ヘボン式」で入力しています。
「し」は明らかに「si」と入力した方が、タイプするキーが少なくて済むのですが、断固「shi」と入力しています。
なぜなら最初にタッチタイピングの練習をしたワープロ専用機(!?)が、厳然たるヘボン式での入力で練習をさせてきたからです。
カシオのダーウィンという機種です。
まぁ、それはそれでいいんですが、これ、パスポートには影響するんですかね...?
今のところ、パスポートの名前の綴りには変更なさそうなんですが、「ヘボン式」に統一してほしいです。
パスポートでは、例えば「たろう」という名前の人は「TARO」と表記することになってて、「TAROU」という表記は認められていないはずです。
これで何が起こるかというと
「陽太郎(ようたろう)」という人は「YOTARO」と表記を余儀なくされてしまい、「陽太郎」も「与太郎」も同じ綴りになってしまうんですよね。
「YOUTAROU」という表記が認められていないんです。
伸ばす音の時に「H」を加えてもいい、ということになっているそうなので
「YOHTAROH」という表記はOKになってると思います。
ただ、これは一度決めてしまったら変更できないので、パスポートを取得するときに、ちゃんと考えて決める必要があるし、なんなら家族で統一しておかないと面倒なことになっちゃうかもしれません。
実はぼくの本名でも、パスポートの綴りで「OU」という表記ができず、伸ばす音は「H」で表すという、このやり方でちょっと困っていることがありまして、パスポートとクレジットカードの名前の綴りが違ってるんですよね。
海外に行ったときにクレジットカードを使うとき本人の身分証明のためにパスポートを見せる必要があることがあるそうで、その時に綴りが違うと本人証明ができなくなって困ることになるんじゃないかな?と思ったりしてます。
海外に行く予定はないのですが、もしもの時のために、パスポートの表記と合わせたクレジットカード、作っておいた方がいいかな、と改めて思いました。
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