そんなこんなで、今日は長崎から遥々愛媛県は新居浜市に来ております。
↑これに出演するためです。
第12回芸乃一門落語会 芸乃一門VS馬渡家~創作・改作落語に挑戦!~
というわけで、虎や志さん率いる芸乃一門の胸を借りにやって来た次第です。
(サブタイトルに「VS」と書かれていますが、ケンカを売りに来たわけではないですw)
今日のプログラムはこんな感じ。
「クレーマー哀歌(自作)」 芸乃虎ふく
「不思議な腹話術人形(自作)」 芸乃とっkun
「ん廻し-長崎しばり-(浜ノ磯丸改作)」 麗し亭千春
「吟じて健康(自作)」 芸乃樽斗
「ぞなくさ(浜ノ磯丸作)」 こそだ亭舞扇
「スーパーマンけっと(自作)」 芸乃鵜飼
「百年の宴(自作・改作)」 浜ノ磯丸
「練習曲作品10第3番ホ長調(自作)」 芸乃虎や志
2026年10月24」日(土)14時~ あかがねミュージアム多目的ホール
出演者全員が、自作or改作というとんでもない会でした。
芸乃一門の皆さんは皆さん自作で臨まれていて、すげぇなと思いました。
いやもう、ゼロから落語作るのって大変なんですよ、ホントその苦労がよくわかるだけに、ただただ感服です。
長崎組は、皆、私が作った落語で臨んでいます。
私以外は過去なんども高座にかけたことのある落語です。
ただ、私は今回ネタおろしです。
長崎組は、私以外は「まぁ大丈夫かな」と思ってはいたのですが、肝心の自分の落語がおぼつきません。
今回の「百年の宴」は「百川」の改作です。
実はかなり早い段階から「百川」を古典落語のままやるつもりで、台本も書き上げていたのですが、この愛媛での落語会のオファーを受けたところで、急遽方針転換して「百川」を改作することにしたのです。
ただ、これが、なかなかに苦戦しまして...。
ふわっとしたプロットは割とすぐにできたのですが、細かいところがなかなか決まらず、おかげで台本がなかなか出来上がらず。
どうにかこうにか台本はできたものの、今度はなかなか覚えることができず。
10月になっても、後半があやふやな状況という事態でした。
個人的に「すんなり書けた落語はウケる、苦労した落語はそんなにウケない」というのが常なので、もしかしたら今回の落語は厳しいのかもしれない!という危機感を持っての当日。
「ん廻し」は思ってた以上にウケてました。
「ぞなくさ」は想定通りの反応。
ということは、磯丸作の落語は受け入れてはもらえる、はず...と希望を持ちつつ、ギリギリまでネタ繰りをして、いざ高座へ。
高座ではなんか舞い上がってしまい、グダグダの枕を喋ってしまいます。
いきなりこれはよくない。
さっさと本編に入ります。
本編に入ったものの、思ったほどの反応はもらえず。
なんとなく、客席から疲れの色を感じます。
そりゃそうだ、基本的に落語会では、新作落語どうしは続かないように配慮して番組を考えるので、こんなに新作落語が続くことはないのです。
こんな深い出番はもうみんな疲れてしまってるのです。
うーん、こんなことなら、コンタクトレンズ入れてこないで、裸眼でやればよかったかな。
そしたら、お客さんの反応を気にせず突っ走ることもできたかも知れないのに!と後悔しながらも、いまさら引き返すこともできないので、粛々と落語を進めます。
ギリギリまでうまく固まらなかった後半も、本番ではスムーズに進めることができました。
が、心の中では、「早く終わろう!」という焦りの気持ちがやや優勢になるほど、お客さんの反応が薄いように感じていました。
大汗をかきながらどうにか終了。
いろんな意味で終了。
記念写真は偉そうに真ん中ですみません!
ま、無事に最後までいけたからそれでいいじゃないか、と自分に言い聞かせ、とにかく最後の挨拶まで終わり。
もうこうなったら飲むしかない、と打ち上げへ。
ああ、落語が終わったあとの酒はうまい。
これが落語ウケたんだったらなおさらうまいんだけどな、と思いながら、アンケートを読ませていただきます。
すると...
思った以上に好評!?
そうなんです、みなさんちゃんと聞いていてくださったようで、笑いこそ起きなかったものの、結構気に入ってくださってるお客さんもそれなりにいらっしゃったようです。
これはいつもの「刺さる人には深く刺さる」という私の落語の特性。
これでちょっと安心して、日本酒飲んだりしました。
(明日もあるので、適当なところでセーブしました。偉い。)
いやー、よかった、そうかそうか、面白いって思ってくれた人がそれなりにいたのか、うれしいうれしい。
それでも、今回は「もしかしたら、改作ではなくて、ゼロから落語を書くことを所望されていたのか!?改作は求められていなかったのでは...?」と終わった後に不安になったりしましたが、ま、一つの落語会で3つも落語を提供してるから、その辺は勘弁してもらおうかなとおもったりしてます。
何はともあれ、終わってみれば楽しい楽しい愛媛の一日でした。
愛媛の皆様、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。


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