A:一本釣り
昨日、細君が何を思ったか排水溝のゴミ受けを外したまま洗い物をしてしまい、自分の箸の片方を排水溝に落っことしてしまう、というアクシデントを引き起こしてしまいます。
こういう排水溝は普通「S字」になっているのですが、どうもうちの排水溝は見えている範囲ではストレートになっています。
それでも、途中で若干カーブしているので、そこに箸は引っかかっているのが見えます。
と言っても、30cm以上の深さのところまで落っこちてしまっているので、懐中電灯で照らさないと見えません。
菜箸で届く距離ではありません。
こんな時、小さなマジックハンドでもあればいいのですが、一般家庭にそんなものはありません。
ここで、さらに最適なアイテムをひらめきました。
それは「胃カメラ」です。
ますます、一般家庭にそんなものありません。
どう頑張っても「胃カメラ」の代わりになるものなんかあるわけないので、こうなったら、原始的手法に頼るしかありません。
そこで、準備したもの
・太めの針金
・ガムテープ
以上。
1.まずは針金をまっすぐに伸ばします。
2.ぐにゃぐにゃになっている部分は、ペンチを使ってできるだけまっすぐに伸ばします。
3.針金の先を折り返して、ガムテープをひっかけるようにして、ぐるぐる巻きにします。
針金の先を折り返したのは「ガムテープが外れて排水溝に詰まる」という二次災害を防ぐためです。
4.排水溝に突っ込みます。排水溝の側面に触れるとガムテープがくっついたり、粘着性が落ちたりするので慎重に。
5.目標物(箸)にガムテープがくっつくように誘導します。
6.目標物がくっついたなーと思ったら、そっとそっと引き上げます。針金の先に力を込められず、そんなにべったりくっつけることはできないので、慎重に慎重に。
すると…
とれたーーーーー!
ザリガニ釣りみたいな感じですね。
クソ寒い台所の排水溝と格闘しているときは「ワカサギもこうやって釣るんだよな」と変な感慨に浸りましたね。
この記事を読んで、脊髄反射的に
返信削除ttp://copipe.hakubutsukan.net/laugh/entry-856/
このコピペを思い出してしまいました。
やましたさん
返信削除いや、なぜそのコピペを後生大事に記憶にとどめて置いていたのか、その辺を聞きたい。
あ、いや、やっぱ聞きたくない。