成人式の日に着物業者が"とんずら"しちゃった、というひどいニュース。
晴れ着届かず欠席も 横浜の業者に苦情相次ぐ
成人の日の8日、晴れ着の着付けやレンタルを行う「はれのひ」(横浜市)とレンタルや購入契約を結んだ新成人のもとに晴れ着が届かず、店とも連絡がつかなくなるトラブルが横浜市や東京都八王子市で起きた。成人式の出席を取りやめた新成人もおり、警察などには「着付け会場に行ったら誰もいない」「店と連絡がつかない」などの苦情が相次いだ。
同社の横浜みなとみらい店(横浜市)には8日、多くの客が確認に訪れたが、入り口には警備員が立ち、「店舗事情により本日の営業を休業させていただいております」との張り紙が張られていた。管理会社によると、店は6日まで営業していたが、その後は連絡が取れないという。 (以下略)
https://mainichi.jp/articles/20180109/k00/00m/040/075000c
大事な晴れ着を預けたまま帰ってこない人とかもいるみたいですから、せめて預け品くらいは返してほしい…というか、金も返せって話ですけれども。
女性はいろいろと大変ですが、それに比べると成人式でも男性は楽なもんです。
一部の「大暴れしてニュースになっちゃう新成人」はともかく、一般的な男性はスーツを着て行けばいいわけですから、着付けとかは必要ないです。
ぼくなんかは、お金がなくて成人式用にスーツ準備できなかったので、大学の入学式用に買ったスーツで行きましたからね。
そんなわけで、自分の成人式の時は着物とは無縁だったわけですが、2回目の成人式を迎えちゃうくらいのおっさんになった今、「成人式用の着物」にお世話になっています。
落語するのに着物を着ます。
着物をどうやって調達しているかというと、もっぱらネットで買っています。
ただ、どうしても「男性 着物」あたりで検索しても、普通の男性が着る着物しかヒットしません。
黒、紺色、茶色なんかの渋い色の着物ばかりです。
これではいささか高座の上ではインパクトに欠けます。
そこで、いろいろ検索ワードを工夫してみた結果、求めていた商品がガンガン見つかる魔法のワードがありました。
「成人式 男性 着物」
これです。
「成人式」と一言プラスするだけで、カラフルな着物がガンガン表示されます。
「大暴れしてニュースになっちゃう新成人」が着るような着物ですから、普通に着て街を歩くには抵抗があるレベルですが、高座の上なら割と普通です。
(そもそも、着物で街を歩くということ自体がちょっと抵抗ありますが)
青、赤、黄色、ピンクと派手な着物をちょくちょく着ています。
おかげで最近は大人しめの着物で落語をしたら「今日の着物は地味だった」とアンケートに書かれる始末ですw
そんなわけで「カラフルな着物を探すときには『成人式用』を探せ!」ってことですね。
写真は去年末からずっと狂い咲きしている庭のアザレア。
ある意味ぼくも狂い咲きしてるようなものですから…。
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