2018/05/17

【読んだ】最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか

どうも。

感想:興味深いんだけど、読みにくい。


「最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか」という本を読みました。

今年度は月に1冊は本を読もうと心がけて、3月末に買ったのに、読み終わるのが今頃になってしまいました。

内容としては、宇宙船アポロの事故やら飛行機、飛行船事故、船や潜水艦の沈没事故、工場爆発事故もあれば石油採掘リグの事故…と、あれやこれやと世界各地種々様々な事故の実例が紹介されてます。

一つ一つの事件事故はとても面白いのですが、いかんせん、非常に読みにくい書き方をされています。
一つの事故についての記述が終わらないうちに、別の事故についての紹介があって、また元の事故に戻ってくる…という書き方なので、読んでいて混乱してしまいます。

情報量はものすごいのですが、作者が思いつくままに、こころにうつりゆくよしなしごとを、ひたすら書きなぐっているようなそんな感じを受けてしまいました。
今何について語られているのかわからなくなってしまい、何度も同じ部分を読み返してしまいましたよ。

一つ一つの事故を一つずつ紹介してくれる書き方にしてくれるとありがたかったなと思います。

この本で取り上げられている事故の大半には、事前にその事故の予兆があって、その予兆があった時点で何らかの手を打っておけば避けられた(かもしれない)、ということが書かれていました。
マニュアルの逸脱、異常値の見落とし、無理なスケジュール、と、まぁ身につまされる話もたくさんありました。
それがだけに、この「読みにくさ」が惜しい本でした。

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