飲みに行ったつもりで家で飲む
金曜日ですわ。
今日はも、家人より「晩飯は自分でなんとかせぇ」という指示をもらっています。
こんな時はどこかで一杯ひっかけて帰るというのが、オッサンの生態としてはあるべき姿なのかも知れません。
しかし「一杯ひっかけて帰る」というのが、ぼくにとってはなかなかハードルが高いんです。
まず一番大きな障壁は「車通勤」です。
これが都心部における電車通勤なら、職場から駅に向かう途中で飲んでよし、電車から降りて自宅の近くでいっぱいやってよし、なんですが、車だとそういうわけにはいきません。
「一杯ひっかけて、代行運転で帰る」という手もありっちゃありなのですが、そこまで気合入れてお酒を飲みたいわけじゃないです。
となると、一度自宅に車を置きに帰らねばなりません。
こうなると「一杯ひっかけて帰る」じゃなくなってきます。
「一度帰って飲みに出かける」になっちゃうんです。
いや、わざわざそこまでしなくてもいいかな?ってなりますよね。
さらにいうと、着替えるのがめんどくさくて、作業用ズボンで出社してそのまま帰ってきてるので、自宅の駐車場に車を停めて、さらに自宅に帰って、着替えて、「ちょっとごはんたべてくる。ついでに飲んでくる」と宣言して家をでなきゃならんのです。
ああ。面倒。それは違う。
あくまで「帰り道に夕食をすませて”ついでに”ビールの一杯でも」というコンセプトしか受け入れられないんです。
なので、金曜の夜に外でお酒を飲むには、当日の朝、もしくは前日から、家人に「金曜の夜は飲みに行くけどいいっすか?」と了承を得た上で、お出かけしても恥ずかしくない着替えを持ったうえで仕事に行き、仕事が終わって、着替えて、自宅駐車場に車を置いて、そこから出かける…という手続きを踏むしかないのです。
「一杯ひっかけて帰る」というのは現状では厳しいですね。はい。
ってなことを、仕事が終わってから、秒速30mくらいのスピードで考えを巡らし、「すき家」で牛丼+たまご+味噌汁+お新香をかっこみ、コンビニでビールとつまみを買い、
安定の自宅飲み。
「すき家」で500円。ビールとつまみ、娘×2にアイスを買って帰っても1,000円ちょい。
安い…。
その上、途中でお風呂に入ったりもできる。
便利…。
眠たくなったら、すぐ眠れる。
楽…。
これはこれでいい。
素晴らしいシステム。
でも。
でもね。
なんかね、ちょっとね、何かが足りない、気がしなくもない。
そんな金曜日。
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