一人芝居とコントとその他の祭典 (その他枠)
そんなこんなで今日は「PrfectStyle2018 ~関西勢を抱きしめたくてby九州勢~」の本番当日です。
比較的集合時間に余裕があったので、朝一番で散髪に行くことにします。
朝早くからやっている床屋さんに行きます。
ここは椅子も多いし、理容師さんもたくさん在籍している大き目のお店なので、あまり待たされないだろうと踏んでいたのですが、開店時間ちょうどにいったらすでに何人かお客さんがならんでます。
これは待たされるかなと思ったのですが、店内に入ると10分ほどで順番が回ってきました。
が、ぼくを担当してくれたお兄さん、めっちゃくちゃ風邪ひいてます。
咳、鼻水、くしゃみがひどい。
その上、マスクもしてない!
ちょっと!うつったらどうするの!?と思ったのですが、
「ちょっと!うつったらどうするの!?」と言語化できるはずもなく、そのまま散髪してもらいます。
もー、ホント勘弁してほしい。
できるだけ息をしないようにするという、よくわからない抵抗はしました。
髪を切り終えたので、家に帰って着物を準備して、会場に向かいます。
楽屋でバッグから着物を出したら、とんでもないことに気が付きます。
なんと、「足袋が右+右」だったんです。
お分かりいただけますでしょうか、足袋は左右があって、ちゃんと左右のセットでないと履くことができないのです。
困った!参った!
家に取りに帰る時間はないし、どうしようと焦りますが、こうなったらその辺の呉服屋さんに行って足袋を買うしかないです。
浜町アーケードまで走っていき、見つけた呉服屋さんに飛び込んで、
「なんでもいいから足袋をくれ!足袋!足袋!」
と、お願いして、買ってきました。
1足、千円でした。
どう考えても、女性ものしか扱ってない呉服屋さんで、足袋のサイズも小さいのしかなかったのですが、ぼくの足は思っていた以上に小さくて、店頭にあったものでどうにか事足りました。
ふう。焦ったぜ…。
普段はこんなことが無いように、前日から着物を準備して、一度フルセット着用してみて、不具合がないかチェックするのですが、今日はどうにもこうにもこの暑さ、ちょっと着ただけで汗だくになっちゃうので、前日チェックをおろそかにしてしまいました。
そのためこの有様です…。
いかんいかん。
すました顔して楽屋に戻って、着替えます。
出演はこんな感じ。
・是常祐美(一人芝居/シバイシマイ/大阪/5回目)
・かのうとおっさん(コント/大阪/5回目)
・Artist Unit イカスケ(二人芝居/青木道弘・川村和正/大阪/初)
・キネマおじさん(映画漫談/江口隼人/福岡/2回目)
・浜ノ磯丸(落語/長崎あざみ落語会/長崎/2回目)
・竹口耕輔(一人芝居/謎のモダン館/長崎/初)
・白濱隆次(一人芝居/謎のモダン館/長崎/5回目)
例によって例のごとく「一人芝居とコントとその他の祭典」のうち「その他」枠を担います。
まぁ、キネマおじさんも「映画漫談」なので、多少は、ね。
舞台袖から見てましたが、演劇畑の皆さん、ホント熱の入れ方がものすごくて、いつ見ても、何度見ても圧倒されます。
で、ぼくはというと…
今回は「さがや」で出演しました。
この噺はよく高座にかけているので、落語自体にはあまり不安はありません。
ただ、今回はちょっと足袋を忘れたりするくらいで、ちょっと精神的に余裕がなかったかなと思っています。
2回公演だったのですが、1回目はちょっとオタオタしてしまい、上下を間違えたり、セリフを飛ばしたりして、ちょっと不完全燃焼でした。
2回目は、足袋を忘れたことさえネタにする余裕もあって、落語自体も満足の行く内容を提供できたんじゃないかなと思ってます。
お客さんの反応も2回目の方がよかったような気がします。
写真はぼくの大好きな「キネマおじさん」の舞台セット。
これは楽屋の衣装たち。
カオス。
そんなこんなで、なんやかんやありつつも、無事に2公演終了。
終わったら片付けて打ち上げ。
串焼きうまい。
お酒もうまい。
二次会まで参加して、結構遅い時間まで飲んでました。
二次会で撮った写真。
なぜこの写真を撮りたかったのか、自分でもよくわかりません。
そんなに酔っ払ったわけではないのですがね。
ともかく。
落語以外のステージで活躍されている人たちから刺激をもらって、とても有意義でした。
お声をかけてくださった、白濱さん、ありがとうございました!
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