2018/12/12

長崎ぎやまん寄席-メルカつきまち編 三遊亭兼好の会

どうも。

ウンか出刃か、ウンデバか

今日はメルカつきまちへ落語を見に行きます。

開演が19時なので、仕事が終わってから移動してギリギリ間に合う時間です。
職場がそこそこ遠く、また必ず渋滞にはまるので、どうしてもギリギリになってしまいます。
まだ会場が「メルカつきまち」ならギリギリ間に合うのですが、これが「チトセピアホール」だと、完全に間に合いません...。

なので、今日も定時に仕事を終わらせて即、移動開始したのですが、いつもよりもひどい渋滞に巻き込まれてしまい、結局、開演時間には間に合いませんでした。

5分ほど遅れて会場入り。

まだ兼好師匠の枕の途中でしたので、中に入れてもらって空いている席に着席しました。
もらったチケットの番号が98番だったし、もう少し遅れて入ってくる人もいたので、お客さんの数としては100人くらいだと思います。

今日の番組はこんな感じ
「桃太郎」三遊亭兼好
「金明竹」三遊亭らっ好
「弥次郎」三遊亭らっ好
「締め込み」三遊亭兼好



実は、兼好師匠の落語を生で見るのは初めてでした。
つい最近テレビの映像でたまたま見たので、まるっきり初めてというわけではありませんけれど、ライブとなるとまた話が違ってきます。

兼好師匠はとても声の通りがいいです。
今回一緒に落語してくれたのが、佐世保出身の二つ目らっ好君。
(ちなみにらっ好君は長崎大学の落研だったころから知っています)
このらっ好君と比べると、明らかに声が通ります。
なんというか、お客さんの耳に「ちょっとすみませんね、はいっちゃいますね。いや穴があいてたんで、どうもごめんなさいね」なんていいながら、するするっと侵入して来ちゃうそんな感じのお声です。
あ、らっ好君の声が小さいとか、聞き取りづらいとかそういうことではなく、兼好師匠の声がそれだけ「いい声」ってことですからね。
なので「桃太郎」も「締め込み」も笑いの少ない箇所もするすると軽快に展開させちゃうのがうまいなぁと思って聞いていました。

あと、所作がとても丁寧なんですね。
「締め込み」で風呂敷とその中身を扱うシーンなんか、布地の柔らかさまで伝わってきちゃうほど。
こういうところがプロのプロたる所以なんだろうなぁ、かなわないなぁなんて思ったりします。

「小児は白き糸の如し」というフレーズを発してから、なかなか本題に入らないので、一人で「落語イントロクイズ」をやっているぼくとしては
「初天神」かな「真田小僧」かな「桃太郎」かな、と子どもが出てくる話から先に絞込みができないので、異様に神経を集中させて聞いてしまいました。
これも作戦のひとつなのかもしれませんね。

らっ好君の「金明竹」、何度か聞かせてもらってます。
楽しくていいですね。
ここのところ、自分で作った金明竹の改作ばかりが頭に入っていて、これが前半部分を端折っているので、傘の断り方、猫の断り方を聞くとなんだか新鮮な気持ちになります。
「弥次郎」については、上方の「うそつき弥次郎」はちょくちょく聞いたことがあったのですが、江戸の「弥次郎」は初めてでした。
これも楽しい落語でよかったです。
枕も工夫してるのが見て取れるので、新作落語も作ってほしいなと思ったりしました。

終演後、ずうずうしくも写真を一緒に撮ってもらいました。
ありがたいありがたい。

本当は一杯引っ掛けて帰りたかったのですが、これから忘年会シーズンに突入するので、今日のところは我慢してまっすぐ帰ります。


0 件のコメント:

コメントを投稿

人気記事

注目の投稿

大学生にまみれる

どうも。 今日は娘の大学に行きます。 「新歓祭」 コロナ禍中は中止となっていたらしく、今回5年ぶりの開催となったそうです。 娘が所属している落語研究会は、現在娘1人で活動しているので、今回は手伝いに行くことにしました。 (本当はOB/OGさんに手伝いに来てほしかったんだけど、なか...