どうも。
主人公はカミソリ後藤
今日は休み。
朝起きた時に、ふと「パトレイバーの映画を観にいこう!」と思い立ち、映画館まで観にいくことにしました。
ちょっと前から4DX版で劇場公開されていることは頭にあったのですが、急に思い立ったのはなぜなのかよくわかりません。
ただ、今日は8月10日で「パ(8)ト(10)レイバーの日」らしいことと、台風が微妙に接近していることが映画の内容ともリンクしてて、「まさに、今日行かねばならぬ!」と意思を固くした次第です。
ひとりで行くのもなんとなく気が引けたので、娘2号も連れ出すことにします。
ただ、娘2号はパトレイバー全然知らないので、「コミックの1巻だけでも読んどけ!」と家を出るまでの間予習(?)させます。
そんなこんなで久しぶりの映画館へ。
コロナ対策の為、座席は一つ置きになります。
満員だったらどうしようと少し不安になりましたが、かなり席に余裕があるようでした。
せっかくの4DXなので、一番前の座席を確保します。
開始まで時間があったので、先に昼ごはんを食べます。
オムライス。
初めてのポムの木。
食べ始めは「これ足りる?」とか思ってたのですが、半分くらい食べたころからおなか一杯になってきて、全部食べたらもう満腹でした。
おいしかったけど。
時間になったので、劇場に入ります。
入る前に体温チェックされます。これで発熱してたら払い戻ししてくれるんだろうか…と不安になりながらも無事36.1℃のスコアをたたき出して無事入場叶いました。
4DX初体験だったのですが、予告編の後「ここから、座席がゆれまーす」のお試しムービーが流れて、ここで想像以上に座席が揺さぶられたので、さっき食べたオムライスがそのまま出てくるんじゃないかと不安になります。
が、本編に入ったら思ったほど揺さぶられることはなく、途中は割と静かな進行でちょっとほっとします。
台風のシーンでは風雨を感じられたし、4DX堪能できました。
ちなみに内容についてはVHSで見たことがあったのですが、かれこれずいぶん前のことなので、かなり忘れてしまっていたし、また、覚えていたことも、以前見たときと今回ではずいぶんと違った印象を受けました。
本来パトレイバーの主人公といえば、泉野明なのですが、この劇場版パトレイバーに関していえば、主人公はおそらく後藤隊長なんだろうなと思います。
表現が正しいのかどうかは置いといて、後藤隊長の「権謀術数」のおかげで大惨事は免れたわけで。
1999年を舞台にした1989年の作品です。
当時の10年後の東京を描いています。
松井刑事が帆場の住処を辿り、ボロアパートを巡る描写は、東京が、あるいは日本が、「昭和」と決別し「平成」あるいは「21世紀」という"新しい時代"へ、変化しようとしているその端境期を表現しているのかと感じました。
そして、その"新しい時代"というのは"得体の知れぬ時代"だったんだろうな、とも感じたし、実際、平成が終わった今考えてみても現在進行形で"得体の知れぬ時代"だったというのは間違いないと思います。
コンピューターウイルスの考え方とか、セキュリティの問題とか、OSとか、当時Windows95すらなかった時代、インターネットもなかった時代に、今でも通用するテーマをよく取り入れたと思うし、もしかして、当時より今の方が、理解を得られやすい内容かも知れないと思います。
終盤、ほぼ突然出てきた香貫花・クランシーには少し戸惑いましたが。
そんなこんなで30年前のアニメ映画なのに、ほとんど違和感を感じさせない展開に拍手を送りたいです。
ちなみに、同行した娘2号は、途中寝てました(4DXなのに!)。
劇場版「風速40メートル」の4DX版ですか…。
返信削除>ほぼ突然出てきた香貫花・クランシー
「Sight seeing?」
「No… Combat!」
零式を動かしちゃったのは、香貫花さんだよね…。
パトレイバー、コミック版とTVアニメ版、OVA版はそれぞれ「パラレル」の設定なので、
コミック文庫版読んで劇場版観たら、さらに混乱すると思われます。
やましたさん
返信削除さすがに、映画館の中で風速40メートルは吹きませんでしたよ。
実はコミック版読んだことはあるけど、テレビもOVAも見たことないから、ちょっと混乱するんだよね。まぁ、分からなくはないけど。