2020/08/19

久しぶりの村上春樹

どうも。

一人称単数

仕事終わりになんとなくTSUTAYAに寄って、なんとなく目について、なんとなく手に取り、なんとなく買ってしまった本。
村上春樹「一人称単数」。

村上春樹は高校~大学生のころに何冊か読みました。
村上春樹を読んだあとは、すぐに影響を受けて文章が「春樹節」になってしまったりもしてました。

ただ、社会人になってからは読んだ記憶がありません。
長編が出版される度に、「読もうかな...えっ3冊組?文庫になってから読もうかな...」と逡巡しているうちに、とうとう読みそびれてしまうというパターンで今に至ります。

今回は短編集ということで長さやら値段(3冊分の本を買うのはこの年になってもまだ躊躇う)の抵抗を受けることなく、レジに持って行くことができたんじゃないかなと思います。
さらに、「蛍」とか「納屋を焼く」なんかも短編だったわけで、今回もそんな短編に出会えるんじゃないかなという期待も込めて。
もっといえば、学生時代に心酔していた原田宗徳が得意としていたのが短編だったし、落語も言ってみれば「短編」に類する長さのお話なので、短い中にエッセンスを詰め込んで、いかに印象に残る作品にするか、というのが面白いので、実は長編よりも短編のほうが好きだ、という理由もあって。

TSUTAYAのレジに本をもっていって、会計をしたら、レジの男性の店員さんが「カバーはどうしますか?」と聞くので、一度「いや、いいです」と遠慮しました。
すると、店員さんがちょっと寂しそうな表情をしたので「やっぱりつけてください」とお願いします。
割と時間をかけて丁寧にカバーをかけてくれました。
ちょっとうれしかったけど、もしかして、カバーをつけなきゃ恥ずかしいような本なのか、と心配になったりもしました。

短編なので、一日、一作ずつ読んでいく所存です。



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