野生を通り越して牛小屋の香り
かつて職場では、みんなでお金を出し合ってお茶の葉っぱを買っていました。
ところが、そもそもお茶を飲む人があまりいない、ということになって、お茶は自分で用意することになりました。
かく言うぼくも、お茶を飲むとトイレが近くなってしまうので、しばらく前から白湯ばかり飲んでいたので、お茶は無くても特に困ることはありませんでした。
時々コーヒーを飲みたくなるので、そんなときは買い置きしている1カップのドリップコーヒーで賄っていました。
ただ、ここのところ、ちょっとだけさっぱりしたものが飲みたいなぁと思ったので仕事終わりに、スーパーでペパーミントティーを買いました。
↑これ。
ティーバッグなので、普通の緑茶と同じ感覚で飲んでみましたが…
なんだ、これは…野草か…いや干し草か?
といった何とも言えない野生的な香りがしました。
飲んでるうちに、実家の近くにあった牛小屋に遊びに行った時のことを思い出してきました。
こんな野性味あふれるものを飲んでたら、職場で「あいつは食うに困って干し草を食ってる」なんて噂が立ってしまってはどうにもなりません。
そもそも、この出し殻のティーバッグを三角コーナーに捨てるのすら憚られます。
ティーバッグからも干し草の臭いがしてるので「三角コーナーに干し草を捨ててはいけない」なんて社内規則ができちゃうかもしれません。
どうにかならんのか、とパッケージをよくよく読んでみたら
「熱湯を注いで5~8分蒸らしてください」
と書いてありました。
そう、ぼくは1分くらいですぐにバッグを引き上げていたのがよくなかったのかも知れません。
幸い、職場ではマグカップにかぶせるフタを使ってるので、蓋をかぶせてじっくり8分間蒸らしてみることにしました。
すると…干し草のニオイがしなくなりました。
すごい!ちゃんと蒸らさないとダメなんですね!
干し草のニオイがしなくなって、野性味がなくなったペパーミントティーは上品なお味になりました。
そこまで、ミント感が強くないので、程よいさわやかさがあって、なかなかいいです。
でもね…
なんでだろ、たまーに、「牛小屋ミントティー」も飲みたくなっちゃうんですよね。
あたしが草食系だから?
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