先日、大学のサークルの後輩に会いました。
ええ、まぁ、落語研究会の後輩です。
後輩といっても、自分の子ども世代です。
2年生男子2名です。
うちの子はどっちも女子なので、男子学生に出会うと新鮮な気持ちになるし、また、かつての自分と重ね合わせちゃったりして、記憶というか思い出というか、脳の中の変な所が刺激されてしまいます。
落語会の後、ささやかに打ち上げということで、居酒屋に行ったのですが、さすが男子大学生、たくさん食べます。
もう、その食べっぷりを見ていたら気持ちがよくなってきて、「2次会行く?トルコライスとちゃんぽんとおにぎりどれがいい??」と、「お酒よりも、炭水化物を摂取させたい」という気持ちになってきました。
残念ながら時間と場所の都合で、2次会には行けなかったし、なんなら1次会で彼らを満腹にすることができなかったと思います。
もう、なんでもいいからお土産に食べ物を持たせてやろうかな、なんて考え始めましたが、コンビニくらいしかなくて、「さすがにコンビニは違う」と思い直して、そのままお見送りしました。
これ、家に帰り着くころにはおなか減ってるんだろうなぁ、なんて思ったりして、コンビニでもいいから、なんか持たせてやったほうがよかったかな?なんて思ったりしましたけれど…。
初対面だし、ただ同じサークルの後輩、というだけでなんでこんな気持ちになってるのか。
多分、これ、かつての貧乏学生だった自分への贖罪なのかも知れません。
貧しかったあの頃、下手するとごはんを食べるお金すらなかったあの頃。
常に空腹だったあの頃。
あの、若さと勢いだけだった、自分の学生時代がオーバーラップしちゃってます。
彼らを借りて、あの頃の自分に食わせてやってるのかも知れません。
ああ、なんだろ、切ない。
切ないね、この気持ち。
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