2018/09/24

シーグラスとオニフスベ(長崎大村)

どうも。

まさかの出会い!

今日は外出するつもりはなかったのですが、細君らを長崎空港へ迎えに行くことになったので、車に乗って出かけます。

本当は大村で行ってみたいカフェがあったので、そこに行こうと思ったのですが、こんな時に限って休み。

なので、もう一か所行ってみたかった「シーグラスの砂浜」に行きます。

長崎空港の対面にある公園にその砂浜があるとのことだったので、ひとまず公演を散策します。
天気はあまりよろしくありません。


散策してたら白いきのこが生えてました。


 裏側はこんな感じ。
ハラタケ科の何かですね。

件の砂浜に到着しました。
なんか、もっとこう、砂浜全体がガラスでキラキラしてるのかと思ったのですが、観た感じそうでもないです。
天気が悪いからかなとも思いましたが、ゴミは落ちてるし、漂流物が落ちてるしで「あれれーそんなにインスタ映えしないぞぉ?(インスタやってないけど)」と思いながら歩きます。

よく観察してみると、砂浜の砂の部分に確かにきれいなガラスが混じってます。


波打ち際にしゃがみこむと、こんな感じでした。
波に粒子の細かい砂は洗い流されて、粒の大きなガラスだけが残るんですね。


色とりどり。


寄るだけ寄って、スマホのライトも使って撮影しました。


天気が良ければもっとキレイだっただろうなぁ。






そういえば、このガラスを持って帰る人がいるとか。
もともと、砂浜をきれいにする試みでシーグラスを撒いてあるそうなので、持ち帰るのはやめてほしい…と聞いたことがあります。
色とりどりのシーグラスはこの現地で楽しみましょ。

このシーグラス、一眼レフでも撮影したのですが、全然うまく撮れませんでした。
スマホで撮影した方が断然うまく撮れてましたね。


ぼちぼち空港へ行こうかなと思いつつ、駐車場まで歩いて帰る途中。

あまり人が踏み入らない落ち葉が積もった藪の方に目をやると…白い丸いものが落ちているのが見えます。

「これは…怪しい。こんなところに白い丸いものが落ちているのは、オニフスベか頭蓋骨のどちらかだ」

と思って、こわごわ近づくと


オニフスベだ!!!
もっと若い個体だと、真っ白なのですが、少し古くなってて色もくすんできています。
ただ、叩いてみても胞子が出ないので、まだ胞子は熟しきっていないみたいです。


大きさ比較のため1円玉を置いてみました。


比較的若い個体。
割って中を確認したかったけど、かわいそうなのでそのままにしておきました。


少し奥に行ったら、なんと「菌列」がありました!
もう大興奮です。
家族連れの多い公園なので、人気のない藪の中でしゃがみこんで写真を撮りまくってるおっさんは明らかに不審者です。
蚊に刺されまくりながら、撮って撮ってとりまくりです。


大きさ比較の一円玉。


一番古い個体を叩いてみましたが、まだ胞子は出ませんでした。
ただ、もう古くなったきのこのニオイはしていたので、あと少し遅かったら胞子になってどこかへ飛んで行ってたと思います。
あと2~3日早かったら、真っ白な状態を目にすることができたかも知れません。

シーグラスから、思いもしなかったきのこに出会えて今日はうれしかったです。

きのことの出会いは一期一会、これが醍醐味。


0 件のコメント:

コメントを投稿

人気記事

注目の投稿

気が付いたらここにいた

どうも。 今日の久蔵。 気が付いたらここにいたんだぜ? いやもう、なんでお前そこにいるんだよ!? カーテンレールの上に乗るなよ! 結局のところ、進退窮まってそこから飛び降りてました。 うーん、キャットウォークでも設置しなきゃダメかね。 [200円OFFクーポン / 4/27 0...