どうも。
効果の有無より、注射したか、しなかったかが争点になりつつある
インフルエンザの予防注射をしてきました。
ここのところ注射器の性能が良くなったのか、注射を打つお医者さんの腕が上がったのか、ほんの一瞬で終わるようになった、ほとんど痛みも感じなくなったように思います。
単に、自分の痛みに対する感受性が鈍ったのかもしれませんけれども。
実は、昨年の2月、ぼくはインフルエンザに罹患しました。
しっかり予防注射も打っていたというのに、かかってしまいました。
40度近い熱が二晩続いて、身の危険を感じました。
さらに、その後、ひと月は咳が止まらず、体力が完全に回復するまでにやっぱりひと月はかかったように思います。
余談ですが、この時、熱が出たので病院に行ったのですが、インフル反応が出ず、普通の「風邪」と診断されてしまい、インフルエンザの薬をもらえなかったので、二晩も苦しむことになったんですよね。もっと早くインフルエンザの薬をもらえたらよかったのに…。
とにかく、インフルエンザは普通の風邪とはわけが違う、っていうのを改めに身につまされる事態になりました。
ここで、大事なのは、この時インフルエンザの予防注射を受けていたのに、インフルエンザに罹患してしまったということなのです。
「予防接種を受けていたら、インフルエンザになっても症状が軽い」とかいう話も聞いたことはあるのですが、相当きつかったので、「軽い」部類には入らないはずです。
ということは、この時に限っては「予防注射は効果がなかった」ということができます。
「予防注射はするだけ無駄」と言いたいわけではなく、「予防注射は無駄かも知れないけど、やっておかないと、インフルにかかったときに周囲からバッシングを受けるぞ」ということです。
「予防注射を受けたにも関わらず、インフルエンザに罹患した」場合は、周囲からも「予防注射してたのにかかっちゃったのは運がなかった、しかたないよね」と理解をしてもらえます。
しかし、
「予防注射を受けてない上に、インフルエンザに罹患した」となると話は変わってきます。「ほーら!予防注射しないから!インフルにかかるんだよ!何やってんだよ!」と一気にバッシングモードになっちゃいます。
病気になった挙句に責められるという、まったくもって理不尽な事態になってしまいます。
なので。
「インフルエンザの予防注射」というのは、「インフルエンザ」という病気に対しての予防というわけではなく、「インフルエンザにかかってしまったときに周囲からバッシングを受けること」に対しての「予防」なのです。
もう、こうなってくると、インフルエンザの予防効果がどうのこうのが問題ではないんです。
そんなわけで、まだ注射を打たれたところが腫れて痛んでいますが、とりあえず、これで、「インフルエンザにかかってもバッシングされない」という効果は得たはずです。
とはいえ、もうインフルエンザはこりごりなので、かかりたくないなぁ。
2018/11/15
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