きのこ合宿♪
今日と明日、一泊2日できのこの集まりがあって、福岡へ行くことになっています。
持っていくものの準備なんかは昨日の晩にほとんど済ませていますが、現地で飲もうと思っているお酒なんかは、朝から保温バッグに入れていこうと思っているので、その詰込み作業だけを残しています。
集合時間は午後からで、高速道路を使っていくつもりなので、そんなに急いで家を出発する必要はありませんが、なんとなくソワソワしてしまって、早めに目を覚ましてしまいます。
今回宿泊場所が二日市なので、早めに行って温泉でも堪能しようか、とも思いましたが、温泉に入った後、それまで着ていた服をそのまま着るか、着替えるか、下着だけでも着替えるか、なんてことを考えているうちになんだか面倒になってきました。
どうせ温泉旅館に泊まるんだから、温泉は夜のお楽しみ、ということにします。
高速代をケチって一般道を行くというのも考えてはみましたが、到着時間がはっきりしないのが不安、なので、これも却下。
とはいえ、だらだらと家にいるのも落ち着かないので、準備ができ次第ふらりと出発します。
「明日は大雨」との予報でしたが、幸いに今のところ雨は降っていなくて、高速も混んでなくて運転しやすいです。
落語を聞いたり、あるいは自分でしゃべりながら福岡へ向かいます。
途中、金立SAで休憩しましたが、これといってなにもなく、スムーズに筑紫野ICに到着します。
この時点で集合時間まであと2時間以上あります。
目についたファミレスで食事をするなり、どこかで買い物したりする余裕が十分にあります。
「そういえば、来る前に調べたら、この辺にドン・キホーテがあったような気がする...寄ってみるかなぁ」と、なんとなくの直感で交差点を曲がったら、どうやら反対方向に曲がってしまったようです。
すぐに「間違ってるぞ」と気づいたのですが、うっかりバイパスに乗ってしまったものですから、引き返すこともできず、数キロ目的地とは反対方向へと遠ざかってしまいます。
「時間もあるし、大丈夫大丈夫！」とタカをくくって元の道に復帰しようとしましたが、今度はやたらと渋滞している道に出てしまいます。
時間的には余裕はありますが、精神的にちょっと焦ってきます。
渋滞を抜けたので、ナビ通りに目的地へ向けて車を走らせると「ホントにこの道であってるの？」というぐらいに狭い道を案内されます。
何本か「いくら何でもここは通れないだろ！？」と思ってナビに逆らったりします。
後から聞いた話では、この辺りは昔ながらの道がそのままになっていて、狭い道が多いんだそうです。
かなり遠回りをしてどうにか集合場所のホテルに到着します。
唯一遠回りしてよかったこととしては、そのままスムーズに到着していれば交通量の多い片側2車線の道路を右折で駐車場に入らなければならないところを、反対側からやってきたので左折で入ることができた、ということぐらいでしょうか。
ともかく、無事に現地に到着します。
結局、食事も買い物もできていません。
ひとまず、ホテルに車を置いて、その辺で昼ごはんを食べに行くことにします。
が、「その辺」になかなか手ごろなお店が見当たりません。
というかコンビニすらありません。
結局１ｋｍほど歩いて、見つけたラーメン屋さんに入ろうとしたら、昼時なのに「準備中」の札が。
でも中にはお客さんがいるのが見えるので、札の掛け間違いだろうと思って中に入ったら、確かにお客さんがいっぱいいるのですが、全員がこちらを「誰？」みたいな顔で凝視してきます。
そのうえ、店員さんも誰も来ません。
なんだこの店は？と思ったのですが、この状況でラーメンを注文するほど胆が座ってないので、スゴスゴと退散します。
ほかに店を探すのも面倒だったので、隣にあった「鉄板王」というお店に入ります。
こちらもお客さんが多かったのですが、特に凝視されることもなく、店員さんもすぐに来てくれます。
何のお店かもよくわからなかったのですが、とりあえず「ランチ」を注文します。
家族経営なのか、ちっちゃい子をおんぶしたおばさんが忙しく動いてました。
何が出てくるのかなぁとおもったら、豚肉とキャベツの炒め物が熱々の鉄板に乗ってきました。
思った以上にキャベツが多くて、豚肉の量は控えめといったところでした。
ぼくとしてはダイエット中なので、野菜がいっぱいのほうがありがたく、ちょうどいいかなと思いました。
で、食べてみたのですが、キャベツにまでしっかりと味がついていて、癖になる味でした。
ごはんとよく合うし、お替り自由だったので、ついお替りしちゃおうかなぁという誘惑にかられましたが、「ここでドカ食いしたらリバウンドの明日が待っているぞ」と自分に言い聞かせて、一膳で我慢します。
昼飯にありつけたので、ついでに買い物もします。
夜パジャマ代わりに着る長袖のシャツが欲しかったのですが、食べるお店すらないのに、手ごろな服を売ってるお店なんぞあるはずがないと思いきや「無法松」を見つけます。
いわずと知れた、作業服のお店ですが、「パジャマ代わりになるシャツくらいあるだろう」と思って、思い切って入店。
もちろん作業着がメインですが、「普段着としても着れなくもない」という服もあるにはあります。
レジの前で安売りされていた長袖のシャツを買います。
確かに「現場」のおっちゃんが着てるようなシャツですが、まぁ、寝間着としてならアリかなと。
それからまた１ｋｍ歩いて、ホテルに戻ります。
この時点でも割と早かったのですが、ぼちぼちほかの参加者も集まり始めていました。
受付を済ませて、飲み物を飲んで一息つきます。
会場は割と古いホテルなので、ロビーからいける範囲で探検します。
そしたら...
あっ！ゲームコーナー！
レトロ！！
わざわざ古いゲーム筐体を集めたわけではなくて、自然にレトロ化してしまった貴重な空間です。
電源入ってないのが残念ですが。
そうこうしている間に、時間となったので、集まりのイベントが粛々と進んでいきます。
講演会、そして懇親会。
きのこだらけでとても楽しいです。
懇親会の間にゲームコーナーに行ったら動いてました。
やりたかったけど、小銭を持ってきてなかったので泣く泣くあきらめました。
講演会と懇親会の間の自由時間に待望の温泉に入りに行きますが、思ったほど時間に余裕がなかったので、満喫するには至りませんでした。
残念～。
懇親会が終わったあとも、部屋に戻って「二次会」と称して遅くまでお酒を飲んでましたね。
持ってきた「月のよさ」も、普段は日本酒を飲まない人にも「これなら飲める」と好評でした。
そんなこんなで、きのこの夜は更けていきましたとさ。
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