2022/12/09

大腸ポリープ手術

どうも。

そして、初めての入院

そんなこんなで、大腸ポリープ手術のため、一泊二日で入院することになりました。

朝から病院へ。
入院手続きやらがあって、一人で対応できないかも知れん、と細君に付き添いをお願いしたのですが、特段手続きらしい手続きもなく、さらに「コロナ感染拡大防止のために病室までの付き添い不可」とのことで、細君には早々に帰ってもらいました。

病室についたら、ひとまずパジャマに着替えるように言われます。
パジャマといっても、いつも家で来ているトレーナーとズボンです。

着替えたら…
これ。
経口腸管洗浄剤「モビプレップ」。
早い話が下剤です。

これを飲むことになるのですが、特に美味しいものでもありません。
モビプレップ2に対して水1の割合で飲むように指示されます。
説明書きには「ゆっくり飲む」と書かれていますが、ゆっくり飲もうががぶ飲みしようがあまり変わりはないんじゃないかと思ってます。
「かけつけ3杯」の勢いで飲んで、その後も割とごくごく飲みます。

モビプレップ1L+水500mL飲んだのですが、なぜか全然催しません。
今年の1月に大腸検査を受けた時にも同じものを飲んだのですが、その時は、1Lも飲む前にトイレにダッシュするハメになったのに、今回は兆候がありません。

おかしいなぁと、さらに500mLほど飲んだころから「堤防決壊」。
トイレ通いをすることになります。
出たものが完全に液体になって、色が薄い黄色になったら「合格」なのですが、5~6回ほどで、合格ラインに達しました。
が、看護師さんが「確認しますので、次トイレに行ったら、流さないで呼んでください」とまさかのチェックが入ることになりました。
そりゃ看護師さんだって慣れてるだろうけどさ、ちょっと恥ずかしいぜ。
無事に看護師さんに合格をもらったら、点滴をつけられます。

点滴をつけられると急に病人になった気分。

しかも点滴を入れられている腕の自由がなくなるので、かなり不便。
おまけにどこに行くにも、点滴スタンドごと移動する必要が出てくるので、これもかなり不便です。
モビプレップのおかげで、まだトイレに行きたくなるので、その都度、点滴スタンドをゴロゴロ引っ張ってトイレに行くのがかなり苦痛でした。
入院してるお年寄りがトイレに行くのが億劫で水分を取らなくなる、という話を聞いたことがあるのですが、別に年寄りじゃなくても、これじゃあ水分控えたくなりますわな。

手術の準備ができるまで病室で待機するように言われますが、この間食事も出ないし、そもそも食べられないし、仕方がないので、スマホをいじったりしてなんとなく過ごします。
事前に「病院内Wi-Fiあり」という情報をつかんでいたのですが、病室まではWiーFiは飛んでなくて、デイルームだけが対象のようでした。
幸いに、スマホの通信容量は無駄にでかいプランにしているので、こんな時は助かります。
(テレビもあるのですが、有料だし、特に見たい番組もないので今回はテレビ一度も見ませんでした)

昼過ぎになってやっと呼ばれます。
手術室に行く前に、手術用のパンツ(おしりのところがバックリ空いてる)に履き替えるように言われたので、病室で履き替えていきます。

手術室に着いたら、終わった後病室に戻る時には、自分のパンツを履いて帰らなきゃならない、ということになって、看護師さんに部屋からパンツを持ってきてもらうことになっちゃいました。
嗚呼、もう、なんか申し訳ない。
おじさんのトイレのチェックはしなきゃならんし、おじさんの脱ぎたてほやほやパンツを持って移動するなんてさ、なんの罰ゲームだよ(まぁ、看護師さんとしてはお仕事として慣れてらっしゃるだろうけども!)。
こんなことなら、新品のパンツを持ってくればよかった!
いや、せめて新品のパンツを履いてくるべきだった!
昨日準備するときに、細君に「新しパンツ出してくれ!」と言ったら、「パンツなんかなんでもいいやろ!どうせ手術の時脱ぐだろうし!」と冷たく言われたけど、やっぱり新品のパンツがよかったんだよ!

そんなこんなで手術開始。
手術代にねっころがって、おしりからファイバー挿入。
挿入されるところが痛いのではないか、と身構えていたのですが、あまり痛くなく。
今回、問題のポリープは直腸付近にあって、割と出入口に近い部分が目的地になるのですが、一応、スコープは一番奥まで行くようです。
前回の大腸検査の時は、痛み止めを使ってもらって、全然痛くなかったのですが、今回は特に痛み止めを使うかどうか聞かれなかったので、黙っていたらめっちゃくちゃ痛かったです。
おなかを壊して、ひどい下痢をしたときと同じぐらいの痛みで声も出ませんでした。
一応「痛いですか?」と聞かれはしました。が、その時は大したことなかったので「ええ、まぁ、大丈夫です」と答えました。ただ、直後から、声も出ないくらいの痛さがやってきて、今さっき大丈夫って言った手前「痛い」と言い出すこともできず、ただただ耐えるしかありませんでした。
ただ、あまりも痛かったので、「ううう、やっぱり…痛い…です」と言ったら、「痛み止めつかいましょう…あ、もう一番奥に到着しました~」と、結局、痛み止めは使われることはありませんでした。
なんか、ガマンして損した気分。
結局、奥の方には何も問題がなかったようで、件の出入り口付近のポリープの切除へ。

先生がモニターをこっちに向けてくれて、手術の様子を見せてくれました。
が、眼鏡をはずすように言われてたので、ぼんやりとしか見えませんでした。
まぁ、はっきりみえたところで、ぼくにはどうすることもできませんけど。
ポリープを切って、切ったポリープを吸い取って、傷口を止血のためのクリップでバチっと閉じて終了。
全部で30分もかかってないんじゃないかな。

終わった後は、自分のパンツに履き替えて、移動。
移動は車いすです。パンツを持ってきてくれた看護師さんが車いすを押してくれました。
さらに病室に戻ったら、手術着から自分のトレーナーに着替えていいということになったのですが、点滴のおかげで自分で着替えることができず、結局これも看護師さんに手伝ってもらうことになりました。
パンツいっちょになって着替えることになったので、「やっぱり新品のパンツを履いてくればよかった!」と心の中で叫びました。

その後は、何もなく。
何もすることがないので、寝ようかなと思うのですが、ちょくちょく看護師さんが様子を見に来てくれるので、ぐーすか寝てるわけにもいかず。
夕食の時間になっても、絶食なので、何も食べることができず。
カップに温かいお茶を注いでもらって、それで終わり。むなしい。
ただ、点滴のおかげで、特に空腹でフラフラすることもなく、「ただなんとなく寂しい」といったところ。

入浴もなし。
前日に気合入れて、洗面器、タオル、シャンプー、リンス、ボディーソープと揃えたのに出番なし。

アマプラで映画でも観ようかと思ったけれども、どうもそんな気分になれず。

消灯22時。
早めに寝ちゃおうと思ったけれど、やっぱりなかなか寝付けず。

そんなこんなで、入院の夜は過ぎていきましたとさ。

あ、そうそう、多分、スマホをいじるくらいしかやることないだろうな、というのはある程度予測していたので、ワイヤレスイヤホン、充電用USBコンセント、USBケーブル、ポータブルバッテリーは持参してました。

が、ベッドの上にあるコンセントが意外と遠くて、USBケーブルがベッドまで届かなかったので、USB延長ケーブルはあった方がよかったなぁと思いました。
今回はポータブルバッテリーで対応しました。



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