Amazonにオススメされたので、Kindleで買った本。
吾妻ひでお「失踪日記」。
作者の吾妻ひでおさんが、なんとなく失踪して、ホームレス的な生活を送り、ガス会社で仕事をし、アルコール中毒患者として入院するという、もうなんというか、破滅的なマンガです。
意識の高いビジネス本とかとは対極にあるような内容です。
でもね、なんか、この本読んで、ちょっとほっとしたんですよね。
「人間、こんなダメダメでも生きていていいんだ」と。
その意味では、落語にも通じてるような気もします。
いわゆる「業の肯定」というやつです。自分よりもダメな人がいる、というそれだけで安心できるという効果ですね。
明日から、連休なので、この漫画を読みながら、酒でも飲もうと思ったのですが、読みハマってしまい、そしてまた、アルコール中毒の内容に差し掛かってしまったので、なんとなく酒も進まず終いでした。
続編に「アル中病棟」というマンガがあるそうなので、そっちも今度読んでみたいと思ってます。
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