枕。
ぼくは首が悪いので体に合わない枕で寝ると、一晩で寝違えを起こしてしまいます。
一度寝違えを起こすと、1週間から10日ほど、全身の調子が悪くなってしまって、どうにもこうにも具合が悪い事態に陥ります。
今は、ニトリで買った「横向き寝がラクなまくら」を使っています。
この「横向き寝がラクなまくら」、確かに横向き寝もラクなんですが、実はぼくにとっては「仰向け寝が一番ラク」なんですよね…存在理由を揺るがしかねない事態ではございますが、ともあれ、今のところこの枕を使っています。
で、その前に使っていた枕が「そば殻枕」でした。
この「そば殻枕」、そんなに悪い枕ではなかったので、「横向き寝がラクなまくら」が合わなかったらすぐに前の枕に戻せるようにと、「控え」としてキープしていました。
ところが、意外と「横向き寝がラクなまくら」が合っていたので、「そば殻枕」はずっと「控え」のままで過ごすことになっていました。
先日、「たまには違う枕で寝るのもいいかもよ？」と、気まぐれに、「そば殻枕」を使ってみようとしたところ、ほんのり黴臭いニオイがしました。
枕自体もなんとなく湿っている感じがします。
どうやらこのそば殻枕、しっかり湿気を吸収してくれるようです。
ただ、あまりにも長期間放置していたがために、湿気を吸収するだけ吸収して、発散することができずにカビが生えてしまったのかも知れません。
このまま捨ててしまうのももったいないので、この夏の炎天下の中、終日カンカン照りのベランダに干しておくことにしました。
幸い、ニオイは消えた、ような気がするのですが、それでも全体的に湿気てる感じがします。
ネットで調べたら、そば殻まくらは、定期的に中の「そば殻」を入れ替える必要があるそうです。
確かにかなり長い間つかっていたので、中のそば殻ももう粉々になっていると思われます。
でも、そのそば殻を入れ替える作業のことを考えると、枕ごと買い替えた方が楽なのは目に見えてます。
というわけで、甚だ不本意ではございますが、この「そば殻枕」廃棄することにしました。
割と愛用してきたものなのでちょっと悲しい気持ちになっちまいました。
枕の中を開けて、中がどんな状況になっているか確かめてみようかと、怖いもの見たさの好奇心が沸いてきましたが、後片付けが大変なことになりそうだったので、見なくて正解だったと思ってます。
そば殻枕って、虫が湧いたりすることがあるので、ちょっぴり扱いが難しいんですよね。
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