ここのところ「プチ断捨離」と「自宅クリーニング」のキャンペーン中です。
家の中をきれいにしておくと気持ちがいいし、なんとなくツキも巡ってきそうな気がするので、やる気が漲っているこの機を逃さずせっせと掃除しています。
今日みたいな休みの日は、ちょっと時間がかかるところに着手します。
今日は玄関の"たたき"を掃除します。
たたき。
そういえば、なぜあの玄関の靴を脱いだりする場所を「たたき」というのでしょうか。
靴についた泥をたたいて落とすから?
外でついてきた埃とか花粉とかをたたいて落とすから?
迷惑なセールスをたたき出すから?
あれやこれやと仮説を立ててみましたが、果たして?
漢字で書くと「三和土」。
「三和土」で「たたき」。
ますますわからないです。
「さんわど」としか読めません。だって、長崎市には三和町があって、ちょっと前までは(といっても20年前だけど)、西彼杵郡三和町だったし、「さんわちょう」ってしか読まないし。
なんでそれが「たたき」なんでしょう。一文字もあってない。
以下、ネットで調べたところ…
三和土は「たたき」と読みますが、読み方にも漢字にも、由来があります。三和土は素材となる赤土などを叩いて固めたため、最初は「叩き土・敲き土(たたきつち)」と呼ばれていました。それが略され、現在の「たたき」になりました。
また、三和土の素材に使われていたのが、おもに赤土・砂利・消石灰など。その3種類の素材を混ぜてつくるため、「三和土」という漢字が使われたともいわれています。
だそうで。
3種類の素材を叩いて固めたから「三和土」で「たたき」になったのか。
そうなのか。なるほど。わからん。
ともあれ、その「三和土(たたき)」を掃除することにします。
よほど汚れたりしないと掃除しないところなので、ほとんど掃除した覚えがないです。
一気に汚れたら「掃除しなきゃ!」という気にもなるのですが、普段の生活の中でジワジワと汚れてくるとあまり気にならず放置されてしまうんですよね。
今回はこんなものを買ってきました。
というのも、まさか今のご時世「赤土・砂利・消石灰」で「たたき」が構成されている家はそんなにないと思われ、かく言ううちの「たたき」もタイル張りです。 で、滑りにくいようにガサガサしたタイルを張ってあるので、掃除するのは結構大変そうだなと思い至り、もしかして、それ専用の掃除用具があるんじゃないかと調べてみたら、案の定ホームセンターで「玄関ブラッシングスポンジ」が売られていました。 水だけできれいになる、という触れ込みだったので、バケツに水を汲んできて、この「玄関ブラッシングスポンジ」を濡らして軽くこすってみます。 思っていたよりもスポンジが水を含んでくれるので、たっぷりの水分で洗う感じになりました。 軽くこすっただけで、汚れが浮いて真っ黒の水が出てきます。 バケツの水もすぐに真っ黒。 汚れてないと思っていたのですが、めちゃくちゃ汚れてました。 埃がダマダマになってしまってなかなか大変でした。 こんなことなら、先にもっとちゃんと箒で埃を片付けておくべきでした。 とはいえこうなっては仕方がないので、とにかくこの「玄関ブラッシングスポンジ」で「たたき」をこすってきれいにします。 ある程度きれいになったので、バケツの水を取り替え、雑巾で拭き掃除をします。 まだもうちょっときれいになりそうな気もするんですが、このままでは果てしなく時間ばかりがかかってしまいそうで、今日のところはここまでにしておきます。 …で終わろうと思ったのですが、玄関に置いているものが全体的に埃をかぶっていることに気が付いてそれを掃除することにします。 さらに、玄関ドアのガラスもかなり汚れてることに気が付き、それも拭き掃除。 これがもう拭いても拭いてもなかなかきれいにならず。 年末の大掃除の時でさえ、気にも留めてなかった部分なので、もう何年も手付かずだったと思います。 頑張って拭いて拭いて、"ある程度は"きれいになりました。 まぁ、こんなものは、ある程度で抑えておいて、頻度を上げて掃除するほうがよいと思いますので、8割ぐらいのところでやめておきます。 それでも、以前に比べると相当きれいになったと自負しております。 この間買ってきたお香を焚いて仕上げ。 いい、実に気持ちがいい。 結構いい運動になったし、かかったお金も「玄関ブラッシングスポンジ」代だけだし。 とっても達成感のあった土曜の午前中でした。 | 玄関タイル掃除用のスポンジです。
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