去年から発売を心待ちにしていたマンガ
相原コージ「うつ病になってマンガが描けなくなりました(入院編)」。
やっと発売されたのでKindleで買って読みました。
ぼくは相原コージさんの漫画読んだことが無いのですが、あの「摩訶摩訶」のキャラクターデザインの人というのは知ってます。
「摩訶摩訶」というのは、スーパーファミコンのソフトでジャンルは…バグです。ええ。バグです。バグを楽しむソフトです。
去年出た同「発病編」を読んで、続きを読みたいなぁと思って楽しみにしてました。
作者の相原さんが、「大うつ病」を発症して、自殺未遂をして入院する、ところまでが「発病編」で、その後の入院生活が描かれているのが「入院編」です。
発病編はなかなかにショッキングだったのですが、入院編は割と落ち着いていました。
いや落ち着いてはいないのですが、最後は回復の兆しが見て取れます。
※なお、入院生活については、吾妻ひでお「失踪日記2」の方も面白いのでオススメです。
入院編で「そうなのか、そうなんだ」と学びがあったのは
「うつ病っていうのは必ずしもメンタル的な原因があってなるものじゃないんです」
「ガンとかにしても何かハッキリした原因があってなるものじゃないでしょう」
「うつ病もそういう病気と同じように『脳の病気』なんです」
「脳内物質のバランスが崩れる病気で原因がなくてもなる人はなるんです」
という、ほんの2ページにわたって書かれていることが、この本の収穫かと思います。
次の巻も楽しみにしてます。
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