もうかれこれ、30年ほど眼鏡生活を送っております。
若いころは、おっさんたちが近くのものを見るときに、わざわざ眼鏡をはずすこと姿を見ては、「なぜものを見やすくするためにかけているはずの眼鏡を、ものを見るために眼鏡をはずすのか?」と疑問に思っていたのですが、今ならよくわかります。
眼鏡をかけていたら、近くのものが見えないのです。
ええ、数年前から自分にその傾向にあることは、うすうす気が付いていましたが、それが「老眼の始まり」であるということを認めたくなくて、文字通り「目を背けて」来ました。
しかしながら、最近、その症状が日に日に悪化していくのを感じています。
実は去年の3月に眼鏡を作ったのですが、その時に「スマートレンズ」なるレンズをいれました。
これは、眼鏡の上半分とした半分で近視の度合いを変えることで、近くのものが見やすくなるという代物でありながら「老眼鏡ではありません、スマートレンズです!」というギリギリの抵抗を試みる往生際の悪い商品でしたが、もうスマートレンズでは対応できなくなってしまいました。
一番見えないのは、夜、自宅に帰ってきて、駐車場に車を止めてスマホを確認しようとした時です。
暗い中でのスマホの小さな文字を見るのは、眼鏡をかけていたらほぼ無理になってしまいました。
まぁ、暗かったら見えないのはしょうがないよね、と思っていましたが、最近、これはもう限界ではないか?と現実を見せつけられる事態が起きました。
「ロマンシングサガ2リベンジオブザセブン」の攻略本を買ったのですが、この文字がほぼ見えなかったのです。
かなり細かやかにデータが掲載されているのですが、これがもう、ほぼ無理でした。
眼鏡をかけていたら何も見えないのです。
これが年貢の納め時か…と、先週、行きつけの「眼鏡市場」に行って、歯を食いしばって「遠近両用メガネ。。。ください」と告げた次第です。
視力を測ってもらったら、近視は変わっておらず、なぜか乱視は改善し、老眼は2倍くらい進んでました。
ですよねー。
フレームは今のものを継続して使うことにして、レンズだけ交換してもらうことに。
で、そのレンズが出来上がったと連絡を受けたので、レンズを入れ替えてもらいました。
無事にレンズ交換終わり。
おかげで近くのものも見やすくなりました。
あまりに極端に老眼のレンズを強くすると、歩くときにフラフラしてしまう可能性があるので、ある程度のところで止めてもらってます
それでも格段に近くは見やすくなりました。
ありがたいありがたい。
とはいえ、やっぱり、夜くらい中でのスマホの文字は眼鏡をかけていたら読めないみたいです。もうそれは仕方ない、とあきらめるしかないですね。
ともあれ、これで、仕事で数字を読み間違えることも少なくなるでしょう。
だって、いままで、「0」「3」「5」「6」「8」「9」この辺の数値が全部同じに見えてましたから…。
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