先日、ダイソーへ買い物に出かけた時の話。
レジのところで何やらごねてるオッサンがいます。
別に聞きたくはないものの、自然の耳に入ってきます。
話を総合すると、オッサンの言い分はこうだ
・ハサミを買ったが切れない
・自分は、ハサミで肉を何十年も切ってきたが、このハサミは全然ダメだ
ということらしい。
対応している女性の店員さんが、本当に切れないのか、そのへんにあった紙を切ってみたら、普通に切れるようです。
それでもなお、オッサンは「ハサミで肉を何十年も切ってきたが、このハサミは全然ダメだ」という主張を繰り返しています。
女性の店員さんは仕方なく、店長さんを呼んでいました。
これで解決するだろうと思って、ぼくは買い物を続け、自分の会計をするためにレジに行ったところ、今度は、店長さんらしき男性と件のオッサンが揉めてます。
オッサンは相変わらず「ハサミで肉を何十年も切ってきたが、このハサミは全然ダメだ」という主張を繰り返していますが、店長さんとしても「交換か返金させていただきます」としか言いようがなく、議論は平行線のようでした。
というか、この場合、「交換か返金」以外の選択肢があるんでしょうか?
まさかダイソーに「自分が満足する肉が切れるハサミを用意しろ」とでもいうのでしょうか?
そもそも、ダイソーなんですよ。
100円ショップなんですよ。
その品質たるや推して知るべしではないでしょうか。
最近は100円ショップといえども、200円300円の商品は当たり前に並んでいるし、なんなら1,000円する商品も売られていたりします。
が、それでも、1,000円なんですよ。
最近の物価高を鑑みるに、まだ良心的な価格なんじゃないかなと思ったりしてます。
ぼくならもう、あきらめますわ。
そもそも、このオッサンは、肉を切る用途のハサミを買ったのでしょうか?
事務用ハサミで肉を切っているんじゃないでしょうか?
そもそも「ハサミで肉を何十年も切ってきた」という主張なら、その何十年前に買ったものと同じハサミを買うべきであって、100円ショップで買ったハサミのキレ味に文句を言っても仕方がないだろう、と思うのですが、ああいった手合いにはそういう論理的な話は通じないんだろうなぁと思います。
最終的には、店長さんに向かって「そもそも、お前の態度が悪い!」という、別角度のクレームになってました。
もうただただカッコ悪い。
トドメにダサかったのが、クレームをつけてる最中に、オッサンのスマホに着信があって、着信メロディが「必殺仕事人」の「殺しのテーマ」だったことです。
昨今、スマホの着信メロディーをわざわざ変えてる人も珍しい気がするし、その選曲のセンスもいかがなものかと思ったし、何より店内にいたほぼ全員が「アンタが始末される対象だろうが」と思ったことでしょう。
ともあれ、結末までは見届けなかったけど、とにもかくにもお店に迷惑かけまくってたオッサン。
ああいう年の取り方はしたくない、と強く思いました。
ホントに最後どうなったんだろ?
警察沙汰になったのかな?
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